自宅サーバをInternet公開にするためSoftEther VPNをVPS上に設定する(3)
ISP によるPrivate network内にある自宅サーバをInternet公開サーバにするため,
VPSを借りてSoftEther VPNによるVPNを構築する
次に SoftEther VPN Bridgeを自宅サーバ上(Debian Linux 10)に構築する.
SoftEther VPN Bridgeのインストール
SoftEther VPN プロジェクト - https://ja.softether.org/
パッケージをダウンロード
以下の公式Webページからダウンロード,
https://ja.softether.org/5-download
以下のように4つのプルダウンメニューを選択
- SoftEther VPN (Freeware)
- SoftEther VPN Bridge
- Linux
- Intel x64/AMD64 (64bit)
2021-10-05現在,Ver 4.38, Build 9760 をダウンロードした.
セットアップ作業(1)
まず必要なソフトウェアとライブラリをインストール.
make と gcc をパッケージでインストールすればOK.
(公式マニュアルの 9.3.3「必要なソフトウェアおよびライブラリの確認」に該当)
1 | $ sudo apt install gcc |
あとは以下の公式Webページに記載の内容にそって作業する.
9.3 Linuxへのインストールと初期設定
https://ja.softether.org/4-docs/1-manual/9/9.3
9.3.7 の動作チェックは,9.3.5で書かれている「実行ファイルの生成」で一緒に行われるようになった様子./usr/local/vpnbridgeに生成したファイル群を設置し,directory内のfile permissionを適切に設定する.
セットアップ作業(2)
OSの起動時にサービスとして自動起動するように設定する.
以下の内容を/etc/systemd/system/vpnbridge.service として設置する
1 | [Unit] |
次にsystemd経由で起動するよう systemctl での設定を行う.
VPN serverの処理の時と同じ作業だ.(1) 設定ファイルを設置する.(2) 起動ファイルをsystemdに読み込ませる.(3) 起動できることを確認する.(4) 停止できることを確認する.の作業.
1 | $ sudo systemctl daemon-reload |
systemd経由で起動・停止が確認できたら,システムサービスとして計算機の起動・停止とともに VPN Bridgeも起動・停止するように設定する.
1 | $ systemctl is-enabled vpnbridge.service |
計算機を再起動し,vpnbridgeが自動で起動することを確認する.
1 | $ ps ax | grep vpnbridge |
とりあえず,ここまで.
参考資料:
- SoftEther VPN プロジェクト - https://ja.softether.org/
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自宅サーバをInternet公開にするためSoftEther VPNをVPS上に設定する(3)
http://the.netaro.info/2021/10/05/2021-1005_softether-bridge/