3D-Auth: Two-Factor Authentication with Personalized 3D-Printed Items

二要素認証の二要素目に,3Dプリンタにより生成された導電性素材を内部に
もつ物理オブジェクトを携帯端末にかざす操作を利用することを提案した研究
(CHI 2020).

書誌情報:
K.Marky, M.Schmitz, V.Zimmermann, M.Herbers, K.Kunze, M.Muhlhauser,
3D-Auth: Two-Factor Authentication with Personalized 3D-Printed Items,
CHI 2020,
ACM DL: https://dl.acm.org/doi/abs/10.1145/3313831.3376189
Short movie: https://www.youtube.com/watch?v=JOg9g2aYbaI
Presentation movie: https://www.youtube.com/watch?v=jy-XjJD1-nk

Abstract

二要素認証はセキュリティ機構として推奨されていて,すでに多くのサービスで
提供されている.が,既知の方法や物理物体による手法はユーザビリティと
カスタマイズに関する問題があると指摘されている.そこで本研究では,
新しい二要素認証のコンセプトとして3Dプリンターで作成したカスタマイズ
可能なオブジェクトを二要素認証と組み合わせて使用する手法を提案する.
オブジェクトの底には導電体ドットで構成されたグリッドがあり,それと
オブジェクト内部に埋め込まれた構造物が接続されることでユニークな
タッチパターンが形成される.このパターンをタッチスクリーンで認識させる
ことで,二要素認証の一要素とする.
エキスパートユーザの設計により,6カテゴリの対話手法を提案した.
これらをユーザ評価した結果,3D-Authの利用可能性が示されたとともに,
簡単に利用でき,認証操作を記憶できることも明らかになった.

— ends here

3D-Auth: Two-Factor Authentication with Personalized 3D-Printed Items

http://the.netaro.info/2020/06/29/2020-0629_3D-Auth/

Author

T.T

Posted on

2020-06-29

Updated on

2020-12-12

Licensed under